【7】北海道で力発揮Wラッシュ産駒

[ 2008年9月13日 06:00 ]

 夏競馬もひと段落。ついに秋の幕開けとなりました。第7回は夏場のワイルドラッシュ産駒の成績についてです。

×× ×× ××

 夏競馬も終わりましたね。ブルジュと同じ父ワイルドラッシュの2歳馬は14頭がデビューし、9月12日時点で26戦。成績は【3・2・1・20】で、勝率11・5%。まずまずといったところでしょうか。同じくらいの勝率だったのは今年の目玉種牡馬キングカメハメハ。産駒成績は【6・5・2・37】で、勝率12・0%です。総数が違うので単純に比較はできませんが、“ブルジュパパ”はなかなか健闘していますね。

 ラッシュ産駒は26戦中12戦を力のいる洋芝の函館か札幌で出走。函館2勝、札幌1勝と全3勝をいづれかで挙げており、相性の良さを見せています。逆に、新潟、福島、阪神、小倉の東西開催では出走こそすれど【0・1・1・12】と勝ち星がないため、さびしい結果に。勝率は0%でローカル開催とは真逆の傾向が出ています。

 ≪最新情報≫9月8日に更新された大樹レーシングクラブのHPによると、浦河のビクトリーホースランチに在厩。坂路やトラックをキャンターで消化している。ソエの影響もあったため、調教はスローダウン。担当者は「先週から坂路調教の本数を1本にしていますので、その分ダートコースで入念に乗るようにしている。20秒ペースでゆったり乗りつつ、体を戻してあげることに努める」とコメント。今後は馬体のコンディションを整えて、入厩へ向けた最終調整に移っていく。9月上旬の馬体重は466kg。

続きを表示

2008年9月13日のニュース