“戦友”内田慶選手に黙とう

[ 2008年9月13日 06:00 ]

一宮悪夢の初日…内田慶選手が落車し、死亡

 12日のオールスター競輪は、11日に落車事故で死亡した内田慶選手(享年27)に対する深い悲しみの中で開催された。哀悼の意を表し、一宮競輪場4コーナー上の3旗はすべて半旗に。午前10時には出場選手、関係者、ファンらで1分間の黙とうがささげられた。また、関係者をはじめ報道陣も喪章を着用。正門付近に用意された献花台では多くのファンが「内田選手はいい選手だったのに…」と冥福を祈った。場内イベントや1着選手の勝利インタビューも中止に。検車場内では1着で引き揚げてきた伏見俊昭らが「素直には喜べません…」と話すなど、悲しみに包まれていた。
 通夜は14日午後7時、葬儀・告別式は15日午後1時から、いずれも栃木県宇都宮市八幡台1の28、栃の葉戸祭ホール=(電)028(650)5166=で。喪主は妻亜矢子(あやこ)さん。

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2008年9月13日のニュース