万哲 リキシ王どすこい!横綱級の逃げ/札幌記念

[ 2008年8月24日 06:00 ]

スポニチ

 今夏、JRAがファンサービス用!?に発表している「調教後の馬体重」のせいで疑心暗鬼になっている。はっきり言うと、勝負しにくいのだ。実績上位のマツリダゴッホから買おうと思っていたが、21日の調教後の計量で482キロ。快勝した有馬記念が498キロ、日経賞が496キロ。いくら汗をかく時季といっても、輸送がない滞在競馬にしては少々細いのでは!?休養前のクイーンエリザベス2世C(6着)が480キロで伸び切れなかったこともあり、実力は認めても印は○(対抗)にとどめた。

 逆に◎コンゴウリキシオーは20日の調教後で510キロ。香港遠征後の3月中山記念(13着)では494キロまで減り、春シーズンはその影響が最後まで残った印象だった。ここまで体調が戻れば、絶好調時のダイワメジャーに首差で食い下がった昨年のG1・安田記念2着の実績を信頼。2000メートルは守備範囲。メンバー的に“単騎逃げ”が見込めるのも魅力。馬単(2)=(4)(2)=(3)に(2)から(1)(5)(8)(11)。3連単は(2)の1着固定で(1)(3)(4)(5)(8)(11)へ30点。
 雨予報の新潟メーン11R・NSTオープンはG1馬ローブデコルテを信頼。前に行きたい馬も多く、極端なスローはないだけに末脚は生かしやすい。コジーン産駒は基本的に道悪OK。別定54キロなら、不発は考えにくい。予報通りに道悪なら、対抗一番手はヤマニンエマイユ。馬単(1)=(7)(1)=(5)に(1)から(8)(4)(6)。3連単は(1)の1着固定で(4)(5)(6)(7)(8)へ20点。
 新潟9R・悠久山特別は◎マルタカシャトルの先行力。父タイキシャトル+母の父シンボリルドルフなら、馬場悪化はプラス。休み明け2戦目の萬代橋特別(5着)が見せ場たっぷりだった。馬単(2)=(7)(2)=(5)に(2)から(3)(6)(10)(11)(12)。(小田 哲也)

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2008年8月24日のニュース