力秘めたワンカラット/先週の新馬戦

[ 2008年8月12日 06:00 ]

 「大物」と呼べるほどの馬は出現しなかったが、勝ちっぷりが一番目立ったのは日曜小倉でデビュー勝ちを決めたワンカラットだ。行きっぷり良く前々でレースを運び直線で抜け出したが、そこから少し気を抜くシーンも。ただ、2着馬に1度かわされてからもうひと伸びし最後は完勝。余力がたっぷり残っていた証拠だ。岩田も「中団からも行けそうやし、おっとりしていてまだまだ良くなりそうな感じ。距離が延びても」と高い評価だった。

 日曜の新潟では松岡が連勝。2頭ともに着差や勝ち時計は目立たないが、仕上がりの早さが大きな勝因となった。芝のマイル戦を制したマイネルウェイヴは直線横いっぱいに広がる混戦の中で、しぶとく脚を伸ばしての勝利。上がり3F33秒6は新馬とすれば水準以上で、上のクラスでも通用しそうだ。

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2008年8月12日のニュース