29年3カ月分の胴上げ!滝沢歓喜の舞い

[ 2008年7月7日 06:00 ]

引退セレモニー終了後、仲間の選手たちに胴上げされる滝沢正光

 先月末に現役を退いた滝沢正光選手(48=千葉・43期)の引退セレモニーが6R終了後に行われた。現役時代の活躍を紹介するビデオが放映された後、バンク内の特設舞台に登場。ファンからは「たきざわ~」の声援とともに大きな拍手が送られた。

 日本競輪選手会からの表彰(報奨金、感謝状)、花束贈呈後にあいさつに立つと「夢を追い続けて29年3カ月。皆さまの温かい声援のおかげで無事に選手生活を終えることができました。今後は後進の指導に全力投球します。本日は私のためにこのような場所を設けていただき、本当にありがとうございました」と声を振り絞った。カートに乗ってバンクを1周半したあと、寛仁親王牌に出走中の選手仲間の手で胴上げされた。検車場に戻ると別れを惜しむ選手が次々に握手に駆け寄り、記念撮影が続いた。

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2008年7月7日のニュース