ユキチャン“しっかり走れば”経済効果94億

[ 2008年7月7日 18:57 ]

今や“時の馬”白毛のユキチャン

白毛ユキチャン記録づくめの“樫”制覇!

白毛馬G1初挑戦!ユキチャンJDDを選択

 関西大大学院の宮本勝浩教授は7日、競走馬では珍しい白毛馬のユキチャンが順調に勝ち進んで人気が盛り上がった場合、来年末までに最大で約94億円の経済波及効果があるとの試算結果を発表した。
 宮本教授は、ユキチャンの名前がファンに浸透するにつれて、競馬場への入場者数が急上昇の傾向にあると分析。今後、秋華賞やジャパンカップダートなどのG1レースに出走すると仮定した場合、来年までの売上金増加や入場者数増による消費増など直接的な効果は43億円近くになると試算した。
 また、競馬場での消費増に伴う食品会社など企業の売り上げ増や、競馬関係者の所得増加によるものなど間接的な効果も約52億円近く見込めるとしている。中央競馬所属のユキチャン(3歳牝馬)は6月18日に行われた地方競馬の関東オークス(G2)を制覇。9日には大井競馬場で行われる地方のG1レース、ジャパンダートダービーに出走する予定。

 宮本教授はこれまでプロ野球阪神が優勝した場合の経済波及効果などを発表している。

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2008年7月7日のニュース