イダテン快走とは行かず／スプリングＳ

馬なりのまま１馬身先着したサダムイダテンだったが…

　サダムイダテンはＤＷコースで１０馬身近く先行したマイネルローグ（３歳５００万）をあっさりかわして馬なりのまま１馬身先着した。「最後は突き放してくれ」の指示とは違う追い切りとあって中村師は表情を曇らせたが、手綱を取った安藤勝は「体つきがギリギリに見えたし、これ以上やるとあとが心配だったからセーブしたんだ」と説明。「中身はしっかりできているから、あとは当日活気さえあれば前走（共同通信杯５着）のようなことはない」と巻き返しを誓った。