役所広司 主演映画「孤狼の血」製作発表、刑事役に「エネルギー感じて」

[ 2017年4月4日 05:30 ]

映画「孤狼の血」の製作発表に駆け付けた(左から)原作者の柚月裕子さん、石橋蓮司、江口洋介、役所広司、松坂桃李、真木よう子、白石和彌監督
Photo By スポニチ

 役所広司(61)が主演する映画「孤狼の血」(監督白石和彌、東映配給)の製作発表が3日、都内で行われ、役所はじめ松坂桃李(28)、江口洋介(49)、真木よう子(34)ら出演陣が抱負を語った。直木賞候補にもなった柚月裕子さんの小説の映画化。1988年の広島を舞台に、警察と暴力団組織間の抗争を描く。

 暴力団との癒着がうわさされる刑事に扮する役所は「若い頃、“仁義なき戦い”を見てドキドキしました。このテイストはやっぱり東映で作らなきゃいけない。映画が発するエネルギーを感じてほしい」と熱弁。組長役で出演する石橋蓮司(75)は「警察の人の心を忖度(そんたく)して、安全・安心の街をつくっていくのに協力したい」とあいさつして笑わせた。来年春に公開。

続きを表示

2017年4月4日のニュース