愛之助&紀香 披露宴に600人 引き出物は10万円水素生成器

[ 2016年9月29日 05:30 ]

披露宴前の会見で左手を重ね合う片岡愛之助と藤原紀香

 歌舞伎俳優片岡愛之助(44)と女優藤原紀香(45)の披露宴が28日、東京・日比谷の帝国ホテルで開かれた。歌舞伎、芸能関係者ら約600人を前に、梨園の妻として紀香がお披露目された。2人は3月に婚姻届を提出し、今月23日に京都・上賀茂神社で挙式していた。

 愛之助は紋付きはかま、紀香は文金高島田に友禅作家秋山章氏が手掛けた白を基調にした色打ち掛け姿で登場。司会を務めた徳光和夫アナウンサー(75)が「新郎は初めての結婚、新婦は初めての再婚」と紹介すると会場はドッと沸いた。お色直しは1回で、紀香は小豆色の振り袖に着替えた。2人とも最初から最後まで和装だった。

 開宴前に1人で会見した愛之助は、紀香の着物姿を「感無量です。とても似合っていました」と笑顔。既に紀香は欠かせない存在で「安心して仕事ができる」と大きな信頼を寄せている。

 紀香は梨園の妻として、愛之助の体のケアに全力投球。水素生成器を風呂に入れたり、野菜を洗う時に普段から愛用。フラックス社の「マルーン」という機器で希望小売価格は8万1000円。「体調も整うし、愛之助さんのアトピーも改善した。披露宴に来た方にも使ってほしい」と提案し“松嶋屋仕様”に特注。引き出物の目玉として松の葉のグリーンにし、家紋の追いかけ五枚銀杏(いちょう)を入れた。関係者は「特別注文なので10万円相当になるはず」と話す。

 和装を選び、会見も遠慮して一歩下がった様子を見せた紀香だったが、もてなしは紀香色となった。

 10月3日から始まる「十月花形歌舞伎」(東京・新橋演舞場)で正式に梨園の妻デビュー。愛之助は「1年生ですから先輩からいろいろ教わっていきたい」と話す一方、「(3月に)入籍した時から妻。お礼状を書いたりしているし、本当にコツコツと勉強してますよ」と妻の努力をうれしそうに明かした。

 ◆主な出席者 坂田藤十郎、片岡仁左衛門、松本幸四郎、尾上菊五郎、富司純子、尾上菊之助、中村橋之助、三田寛子、尾上松也、中村鴈治郎、中村扇雀、市川海老蔵、中村獅童、中村勘九郎、中村七之助、舘ひろし、テリー伊藤、中村玉緒、諸星和己、別所哲也、前田亘輝(TUBE)、宮根誠司、高橋克典、大黒摩季、寺島進、高嶋政宏、上地雄輔、京本政樹、すみれ、はるな愛、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、貫地谷しほり、ハイヒールモモコ・リンゴ、大平サブロー、水野真紀、大林素子、三谷幸喜、武藤敬司、トリンドル玲奈、篠田麻里子、ドン小西、有働由美子、麻生太郎、丸川珠代 =順不同、敬称略=

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