“ASKA共謀”栩内容疑者 現場は社宅…薬物服用し性行為か

[ 2014年5月21日 05:30 ]

覚せい剤所持の現場が社宅だったことが分かった栩内容疑者

 「CHAGE and ASKA」のASKA(本名宮崎重明)容疑者(56)とともに覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された知人の会社員栩内(とちない)香澄美容疑者(37)の素性が明らかになってきた。勤務先のカウンセリング会社の社長(69)が20日、スポニチ本紙などの取材に応じ、人柄を明かした。覚せい剤所持の現場とされる栩内容疑者のマンションが社宅だったことも分かった。

 栩内容疑者が勤めていたのは東京・大手町にあるカウンセリング会社。社長によると、今月18日に栩内容疑者から「一身上の都合で退職させていただきます」と書かれ、母印が押された退職届が届いたという。

 数年前、取引先の会社で打ち合わせをする際、飲み物を出してくれたのが栩内容疑者。「性格が明るくて、派手さがない。髪の毛も染めておらず、清楚(そ)な美人で気立ても良かった。その彼女が前の会社を辞めたと聞いて“うちに来ないか”と誘った」という。
 昨年1月に正社員として採用。その後、取引先の東京・内幸町の人材派遣会社に出向。社長は「至って真面目な働きぶりで無断欠勤などはなかったようだ」と話した。

 栩内容疑者の東京・南青山のマンション一室は「彼女のために社宅として借りた物件」だと説明。家賃は約13万円。同社が社宅を用意したのはこれが初めてで、社長が栩内容疑者を高く評価していたことがうかがえる。

 南青山は栩内容疑者の希望だった可能性が高く、社長は「芸能人と触れやすい南青山で社宅を借りてしまったことが、彼女の性格が変わってしまった原因なのだろうか」と自らを責めた。栩内容疑者がミュージシャンと近くの飲食店を訪れる姿も、度々目撃されている。

 ASKA容疑者とはあるパーティーで、出向先の会社社長から紹介されて知り合ったという。栩内容疑者は出向先では人事部に籍を置いていたといい、パーティーで会ったことがある関係者は「グループ会社社長のそばに寄り添っていたので、秘書かと思っていた」と話した。

 ASKA容疑者は17日朝、栩内容疑者宅から出てきて任意同行を求められ、その後の尿検査で覚せい剤のほか、合成麻薬MDMAの陽性反応も出た。MDMAは性的興奮を高める目的で使用されるため、ASKA容疑者は栩内容疑者が休日の週末にマンションを訪れ、服用した上、性行為に及んでいたとみられる。

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