2月の車名別販売台数 プリウスが首位返り咲きへ
2月の車名別国内新車販売(軽自動車を除く登録車)で、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が2010年12月以来、2カ月ぶりに首位に返り咲いたことが1日、分かった。プリウスは約1万9000台で、11年1月にトップだったホンダの小型車「フィット」(約1万7000台)を逆転。軽自動車を含めてもトップとなった公算が大きい。
関係者によると、プリウスとフィットは小差で競り合い、終盤になってもフィットが先行したが、最後は年度末に向けた販売攻勢をかけたプリウスが突き放した。トヨタの小型車「ヴィッツ」は約1万6000台とフィットに及ばなかった。
軽自動車では、25日時点でダイハツ工業の「ムーヴ」が約1万2000台、ダイハツの「タント」は約1万台、スズキの「ワゴンR」は約9000台と、いずれもプリウスを抜くのは困難な状況だ。
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