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【ボクシング】王者・飯村樹輝弥 8月誕生予定の第1子のためにも「絶対勝つ」

[ 2024年4月5日 20:01 ]

前日計量をパスした飯村(左)と井上
Photo By スポニチ

 【プロボクシング日本フライ級タイトルマッチ10回戦 飯村 樹輝弥(角海老宝石)《10回戦》井上 夕雅(真正) 2024年4月6日 東京・後楽園ホール】

 プロボクシング日本フライ級タイトルマッチの前日計量が5日、都内で行われ、王者・飯村樹輝弥(26=角海老宝石)は50・6キロ。同級1位・井上夕雅(24=真正)は50・8キロでパスした。2度目の防衛戦に臨む飯村は「順調。明日見れば動きも相手と違うと思う。明日お互いベストを尽くしたい」と意気込んだ。

 昨年12月の同級最強挑戦者決定戦を視察したことを明かし「好戦的で前に攻めていた」と井上を分析。一方で「これといった武器は感じられなかった。徐々に自分の土俵に持っていけたら」と自身の距離感を保ちながら勝利を呼び込む姿勢を強調した。

 昨年7月、大学4年時から交際している真成美さんと結婚し、今年8月ごろには第1子が誕生予定。元ボクサーの真成美さんは出産直前まで飯村をサポートする方針だといい「一心同体でやりたい。子供のパワーも乗っているし、しっかり勝って恩返ししたい」と愛妻への白星を誓う。将来的な世界挑戦も見据え「子供が大きくなったときに世界を獲っていたら最高。子供に夢を見せられるような父としての姿勢を示したい。明日は絶対勝ちます」と闘志をみなぎらせた。

 挑戦者の井上は飯村に対し「かっこいいな。普通にうまいなという印象」とポツリ。

 2度目のタイトル挑戦へ「せっかく東京まで来たんで。とりあえず勝って、みんなでパーティーしたいですね」と時折笑顔を見せながらもベルト奪取を誓った。

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