【ボクシング】井岡一翔　7月にIBF王者マルティネスとの統一戦が決定的　米専門メディア報道

井岡一翔
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　プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔（35＝志成）が7月第1週にIBF同級王者フェルナンド・マルティネス（32＝アルゼンチン）と日本で統一戦を行うことで大筋合意に達したと5日、米専門サイトのボクシングシーン・ドットコムが報じた。

　井岡は昨年の大みそかに、挑戦者のホスベル・ペレス（28＝ベネズエラ）に7回KO勝ちし防衛に成功。次戦はかねて対戦を希望するWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラダ（33＝メキシコ）との統一戦を目指し、井岡陣営も交渉を続けてきたが同王者は6月29日に米国で、IBF＆WBO世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス（24＝米国）との防衛戦が決定。

　井岡陣営はエストラダと交渉していたことを明かしながら「金銭面ではこれは無理だな、というかなり良い条件（の防衛戦を選択した）」と破談の経緯を明かしながらも、井岡は次戦に向けてすでに練習を再開しているといい、関係者は「勝ち進めば、いろんなことが広がると捉えて切り替えている」と代弁していた。