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京口紘人 11・1ライトフライ級王座統一戦へ1階級上の桑原とスパーリング「調子は上がっている」

[ 2022年9月19日 22:40 ]

京口(右)は桑原とのスパーリングで左を放つ
Photo By スポニチ


 ボクシングWBC&WBA世界ライトフライ級王座統一戦(11月1日 さいたまスーパーアリーナ)に臨むWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が19日、都内の所属ジムで日本フライ級12位の桑原拓(27=大橋)と4ラウンドのスパーリングを行った。

 WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30=BMB)との統一戦へ向け、1階級上で「ジャブがうまい。オールマイティーな選手で国内トップクラスの強さ」と桑原をスパーリングパートナーに指名した。手合わせは約4年ぶりで、この日は統一戦が発表された14日に続く2度目のスパーリング。1回目のスパーよりも距離が縮まったというリングでは桑原が分厚い体でプレッシャーをかけて強烈なワンツーを狙ったのに対し、京口は鋭く動きながら得意の左ボディーやフック、アッパーを打ち込んだ。

 フィジカルを強化し、フライ級の選手よりも体が大きく感じられる桑原と激しい攻防を繰り広げた京口は「スピードが速いし、パワーもある。ヤバかった。強いですよ」とパートナーを称賛。桑原は10月25日に後楽園ホールで東洋太平洋フライ級王者ジーメル・マグラモ(27=フィリピン)への挑戦が決まっており、「勝つでしょう」と戴冠に太鼓判を押した。自身も週3回のスパーで「調子は上がっている」と手応えを口にし、「統一戦が発表されて反響も大きい。これからも実戦練習を主体に仕上げていく」と話した。

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2022年9月19日のニュース