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井上尚弥に米リング誌が日本人初PFP1位の記念盾 ロス合宿中に編集長が自ら贈る

[ 2022年9月19日 20:38 ]

井上尚弥(右)はリング誌のフィッシャー編集長からPFP1位の記念盾を受け取る(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が米国で最も権威のある専門誌リング・マガジンから、日本人初のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)1位となった記念の盾を贈られた。大橋ジムの大橋秀行会長が19日、公表した。井上は自身初の海外スパーリング合宿を米ロサンゼルスで実施して18日に帰国したが、現地で練習拠点としていたワイルドカードジムを訪れた同誌のダグラス・フィッシャー編集長から手渡されたという。

 井上は6月7日に前WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)を2回TKO勝ちし、日本人初の世界3団体王座統一を達成。リング誌は同11日、パネリストが選定するPFPランキングで井上を3位から初の1位にランクアップさせていた。現在のランキングでは8月に3団体統一世界ヘビー級王座の初防衛に成功したオレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)が1位に返り咲き、井上は2位となっている。井上は12月にWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)と4団体王座統一を懸けて戦うとみられている。

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