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井岡一翔、10回目大みそか決戦へ前日計量一発パス!福永亮次は“背水の陣”で初世界戦へ

[ 2021年12月30日 12:58 ]

計量をパスした井岡(左)と福永(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦の前日計量が30日、試合会場の東京・大田区総合体育館で行われ、王者・井岡一翔(32=志成)はリミットの52.1キロ、挑戦者で同級6位の福永亮次(35=角海老宝石)は100グラム軽い52.0キロで、ともに一回目でパスした。

 井岡にとっては4度目の防衛戦。当初はIBF王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との王座統一戦が予定されていたが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の海外での感染拡大を受け、政府が水際対策の強化として外国人の新規入国を原則禁止としたため、アンカハスの入国は難しい状況となり中止。同じサウスポーで主要4団体すべてで世界ランキング入りしている福永との防衛戦が急きょ決まった。大みそかの試合は節目の10回。快勝で1年を締めくくり、来春に計画されている統一戦に進みたい。

 一方、25歳でボクシングを始めた福永はプロ20戦目で世界初挑戦。スーパーフライ級でアジア3冠を保持していたが、11月に東洋太平洋王座、今月28日に日本&WBOアジアパシフィック王座を返上し、背水の陣で大舞台に挑む。

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