山中を破った新王者ネリ、薬物疑惑も「摂取した食物」原因主張
ボクシングのWBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)の薬物疑惑について、プロモート会社のブリト副社長が「摂取した食物が汚染されていた」と改めて主張した。27日付のメキシコ紙アフィシオンが報じた。
ネリは前王者・山中慎介(帝拳)戦の前に行われた検査で筋肉増強作用があるジルパテロールが検出され、Bサンプル(予備検体)も陽性反応と報じられた。しかし、ブリト副社長は昨年、禁止薬物が検出されたフランシスコ・バルガス(メキシコ)が、汚染牛肉が原因として処分を免れたとし「同じような決定になるのでは」と自信を示した。
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