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井上尚弥 10回KO勝ちで3連続防衛に成功 ペッチバンボーンを撃破

[ 2016年9月4日 20:38 ]

4回、ペッチバンボーン(左)に右フックを見舞う井上尚
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プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 王者・井上尚弥―挑戦者ペッチバンボーン・ゴーキャットジム

(9月4日 神奈川・スカイアリーナ座間)
 プロボクシングの世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチが4日、神奈川・スカイアリーナ座間で行われ、王者・井上尚弥(23=大橋)は挑戦者で同級1位のペッチバンボーン・ゴーキャットジム(31=タイ)と対戦し、10回3分3秒、KO勝ち。3度目の防衛に成功した。

 井上は序盤から主導権を握ったものの、右拳を痛めたのか中盤は左ジャブ中心でペースダウンした。それでも10回、連打から右ストレートでダウンを奪うと、レフェリーが試合を止めた。井上尚の通算戦績は11戦全勝9KO。

 ◆井上 尚弥(いのうえ・なおや)1993年(平5)4月10日、神奈川県座間市生まれの23歳。6歳の時、アマボクサーだった父・真吾氏の指導で競技を始める。新磯高(現相模原青陵高)時代にインターハイや全日本選手権優勝など7冠。12年10月にプロデビューし13年8月に国内最短タイのプロ4戦目で日本ライトフライ級王座、同年12月に東洋太平洋同級王座獲得。14年4月に日本人最速(当時)の6戦目でWBC世界同級王者。同年12月にWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し世界最速8戦目で2階級制覇。身長1メートル63.7、リーチ1メートル71.2の右ボクサーファイター。
 

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2016年9月4日のニュース