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最速王者・田中恒成が初防衛!初ダウンも強烈ボディーで逆転KO!

[ 2015年12月31日 16:27 ]

6R、田中恒成はサルダールをKOで破りガッツポーズ

 世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級タイトルマッチが31日、愛知県体育館で行われ、5月に国内最速のプロ5戦目で世界王座を獲得した王者・田中恒成(20=畑中)が同級4位の挑戦者・ビック・サルダール(25=フィリピン)と対戦。6回2分15秒でKO勝ちし、初防衛に成功した。

 第1Rは両者落ち着いた立ち上がり。互いに相手の出方を見る時間が続いた。第2Rは挑戦者が手数を掛け、押し気味に進めた。第3R、田中は効果的なボディーを放つも挑戦者の長いリーチのパンチに苦戦する。

 第4Rは両者激しい打ち合い。田中はリーチの長い挑戦者に対して近い距離で挑む。右ストレートと左のボディーを繰り出し攻め続けた。第5Rも打ち合いが続いたが、田中はサルダールの右を食らいキャリア初となるダウンを奪われた。だが、第6R、ダウンのショックを見せず冷静に戦った田中はラウンド中盤に左ボディーをさく裂。逆転KO勝ちを飾った。

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