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宮崎 フラフラ計量パス 盟友・井岡は「あいつに腹が立つ」

[ 2013年12月31日 05:30 ]

宮崎は計量をパスし関係者に背負われ会場を後にする

プロボクシング ライトフライ級8回戦 宮崎亮―ファーラン・サックリンJr

(12月31日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 “古巣”のライトフライ級に戻る宮崎が減量で苦戦し、ヒヤヒヤの前日計量となった。控室から、トレーナーにおんぶされて会場入り。意識朦朧(もうろう)とし、白目をむいた顔には血の気がなかった。

 計量器に乗せられても最初は足を投げ出したまま。関係者に「最後や!正座せえ!」と大声を掛けられた。全裸で座り込んだまま立て膝の体勢を何とか保ち、48・97キロ(108ポンド)でぎりぎりでクリアした。ミニマム級でWBA世界王座を2度防衛して卒業。階級を上げて1・3キロの余裕ができたものの、筋肉増量の取り組みが裏目に出た。大阪・興国高の同級生の失態に、井岡は「こういう姿を見せるあいつに腹が立つ」と吐き捨てた。

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2013年12月31日のニュース