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内藤 じん帯断裂乗り越え涙のG1初優勝!「主役は俺だ」

[ 2013年8月12日 06:00 ]

「G1クライマックス」を制した内藤哲也

プロレス新日本「G1クライマックス23」優勝決定戦

(8月11日 両国国技館)
 内藤哲也(31)が悲願のG1初優勝を飾り、夏の主役をもぎ取った。B組最終戦はアンダーソンを撃破し、鈴木、中邑ら5人と並んだが、当該対戦で全勝しており1位通過。そのツキを前IWGPヘビー級王者の棚橋弘至(36)相手の優勝決定戦でも生かした。

 序盤は棚橋の右膝への執ような攻撃に苦しんだものの、勝負どころでスターダストプレスを繰り出し、実力者を粉砕。「最高の空間でした。諦めなければ可能性はゼロじゃないし新日本の主役は俺だ」とリング上で男泣きした。昨年10月の両国大会で古傷の右膝十字じん帯を断裂し長期欠場。手術に踏み切ったため復帰は今年6月だった。なんとか間に合った「夏の祭典」でついに男になった。

 これで、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカへの挑戦権を獲得したが、NEVER無差別級王者の田中将斗(40)戦を要望。9月29日の神戸大会での挑戦が濃厚となり「田中に勝ってみんなを納得させてIWGPへ進みます」と次世代の“主役”奪取を宣言した。

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