世界戦ＫＯ敗北の石田が帰国　元暫定王者、引退も視野に

　３月３０日にモナコで行われた世界ボクシング協会（ＷＢＡ）ミドル級タイトルマッチで王座挑戦に失敗したＷＢＡスーパーウエルター級元暫定王者の石田順裕（グリーンツダ）が８日、関西空港に帰国した。初のＫＯ負けを喫したが「やりたいことはやった。納得はしています」と晴れやかな表情で振り返った。

　報道陣から今後について聞かれ「自分の中では決めている。はっきりとは言えないけど（３７歳と）年齢的なこともある」と引退を視野に入れていることを認めつつ「日本で何らかの形で試合をしたい」とも話した。