元王者ポンサワン万全　対戦相手の宮崎を挑発

ＷＢＡ世界ミニマム級王座決定戦 同級２位　宮崎亮ＶＳ同級４位ポンサワン・ポープラムック

（12月31日 大阪・ボディメーカーコロシアム）
　王座統一戦で宮崎と対戦する元ＷＢＡ世界ミニマム級王者のポンサワンが大阪市内のジムで練習を公開した。

　サンドバッグ打ちでは強打を繰り出し、約３０分の練習をインターバルなしでこなした。元王者らしい気迫と豊富なスタミナに、井岡弘樹会長（４３）は「あれだけ動いて口が開かない。コンディションはかなりよさそう」と舌を巻いた。昨年７月に王座を獲得したが、１０月の初防衛戦で八重樫東（大橋）に敗れて陥落。当時を上回る１５９回のスパーリングで万全の状態に仕上げたという。「いっぱい練習した。宮崎にはインファイトしてほしい」と打ち合いの展開になるよう挑発。表情には自信がみなぎっていた。