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また毒霧…元ECW対決は不完全燃焼

[ 2009年8月11日 06:45 ]

 【新日本・G1 CLIMAX】G1の大舞台で異色の対決が実現した。ZERO1世界ヘビー級王者の田中と、元WWE戦士で現在はハッスルで活躍するTAJIRI。2人はかつて米ECWに参戦し、TAJIRIによると「米国時代、半年くらい同じアパートに住んでいた」仲だという。

 好勝負が期待された元ECW対決は、エルボーを警戒したTAJIRIが田中の右腕を集中攻撃すると、田中はテーブルの上にTAJIRIを横たえスーパーフライを発射するなど一進一退の攻防。しかし最後は、スライディングDの体勢に入った田中の顔面にTAJIRIが禁断の毒霧を噴射。即座にTAJIRIに反則が宣告された。これで無傷の3連勝となった田中は、すっきりしない結末にも「どんな勝ち方だって勝ちは勝ち。オレは決勝まで無敗だからな」と自信満々に優勝を宣言。TAJIRIは1勝2敗と決勝トーナメント進出が苦しくなったが「あと3人に勝てばいけるんじゃないか」と残り全勝を誓っていた。

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2009年8月11日のニュース