栗山英樹氏 WBC準決勝の佐々木朗希“160キロ帽子投げ”に驚き「肩大丈夫かな?って…」

[ 2023年12月31日 18:47 ]

栗山英樹氏
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 3月のWBCで侍ジャパンを3大会ぶり世界一に導き、日本ハムのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に就任する栗山英樹氏(62)が31日放送のテレビ朝日「ザワつく!大晦日2023 一茂良純ちさ子の会 6時間SP」(後5・00)に出演。劇的なサヨナラ勝利を飾ったWBC準決勝メキシコ戦を振り返り“一瞬ヒヤッ”する場面があったことを明かした。

 番組では現役プロ野球選手や監督ら100人へ「プロが選ぶ!WBCのシビれた瞬間TOP10」としてアンケートを実施。VTR出演となった阪神・村上頌樹投手はランク外も「WBC準決勝メキシコ戦での佐々木朗希の帽子投げ」だったと紹介。「(帽子でも)“160キロぐらい”投げた場面です。アレめっちゃ速かったですね名場面です」とコメントした。

 この試合で先発した佐々木朗は4回を5安打3失点で降板。試合は0―3とリードされる苦しい展開の中、7回に吉田正が起死回生の同点3ラン。失点の責任を感じていた佐々木朗がベンチ前に飛び出し、帽子を思いっきりぶん投げるなど喜びを爆発させたシーンはネット上でも話題となった。

 この場面について栗山監督は「後で(映像を)見たんですけど、朗希が思いっきり投げていて肩大丈夫かな?って。ああいうのでケガする時があるので、気持ちは分かりますけど…」と劇的なサヨナラ勝ちを飾り決勝進出を決め、チームが大盛り上がりとなる裏側で佐々木朗が肩を痛めていないか“ヒヤヒヤ”したことを明かした。

 さらに佐々木朗が打たれた直後のベンチ裏については「もう人が話しかけられるような状況じゃなかった」とコメント。続けて「誰が悪いワケじゃないんです。こっちは一番信頼しているピッチャーを出しているワケですけど、めちゃくちゃ(投手起用の)怖さを実感しましたね。それはもうみんなも感じていたと思いますし、彼にとってはいい経験になったのでは」と話した。

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