前田健太「打たれたらずっとニュースで流れる」“大谷対策”を語る「インコース厳しいところは…」

[ 2023年12月18日 10:30 ]

前田健太
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 タイガースと2年総額2400万ドル(約35億5000万円)の契約で合意した前田健太投手(35)が、17日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜、日曜後11・55)にVTR出演。ドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)の“対策”に言及した。

 前田は大谷について「本当に毎年、彼のバッティングを見てるんですけど、年々投げるところが少なくなってくるというか、最初はある程度、投げる場所がたくさんあったんですけど、次の年1カ所減って、次の年1カ所減って…。本当に最後はピンポイントにこの辺りに投げなきゃいけないってデータで出ていたりする。自分の弱点、打てないところをどんどん消していくことができている」と語った。

 “大谷対策”について尋ねられると「データとか調べて、その年の傾向とかいろんなものを調べるんですけど、基本的には長打は打たれたくない。シングルだったらOKぐらいで投げる場面もある」とし「基本的には長打が出ないところをうまく投げたりボール球を使っていろんなところを使いながら投げていくと思う」と語った。

 その上で「日本人の心としてインコース厳しいところは攻めづらいんです。当てたらすごい危ないことになっちゃいます」と死球を恐れ、内角攻めはしづらいとしつつも「うまくインコースも使いながら当てないぐらいの所にいかないといけない。どのボールを狙っているのか、その時の試合の状況にもよるんですけど、いろいろ考えながら投げないといけないですね」と大胆に内角攻めをする場合もあると覚悟を口にした。

 そして「あとは打たれたらずっとニュースで流れる。ホームラン打たれたら、打たれたシーンがいっぱい使われるんで、それだけはできるだけ阻止したい」と大谷に本塁打を浴びると、スポーツニュースで散々取り上げられるので避けたいと笑顔で回答。「自分が勝って7回1失点だとしてもその1失点が(大谷のホームランで)ずっと使われていた(というような状況は)できれば避けたいといつも思っている」とホームランだけは浴びないようにしたいと宣言した。

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