前田健太 今年最高の1球は「すべて完璧だった」クロフォードを三振斬りした直球でもスライダーでもなく…

[ 2023年12月18日 10:18 ]

前田健太
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 タイガースと2年総額2400万ドル(約35億5000万円)の契約で合意した前田健太投手(35)が、17日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜、日曜後11・55)にVTR出演。今季の最高の1球を明かした。

 今季、ツインズでプレーした前田は、6月23日(日本時間24日)のタイガース戦で5回3安打無失点と好投し、右肘の手術を乗り越え678日ぶりの白星を手にするなど、21試合に登板し6勝8敗、防御率4・23の成績を残した。

 今年最高の1球を問われると「(7月20日の)マリナーズ戦あたりからすごい感覚が良くなり始めて、1番打者のJPクロフォードを三振にとったチェンジアップです」と6回にリードオフマンから奪った三振が最高の1球とした。

 その理由として「自分が三振を取りたいなって思ってイメージしたチェンジアップがスピード、落差、投げるコースすべて完璧だった」と語り「チェンジアップなんですけど、スプリットのイメージで少し落ちるボールなので、スプリットのイメージで投げながら三振を奪うことができたので、本当にこの試合をきっかけにストレートもそうですし、チェンジアップもそうですし、変化球も良くなり始めました」と振り返った。

 前田と言えば、スライダーのイメージが強い中でチェンジアップを選んだことに「今はストレートもそうだし、スライダーももちろん大事なんですけど、チェンジアップが特にここ最近はよくなってきて、自分の大事なボールになりつつあるので、チェンジアップの感覚を取り戻せたことが僕の中では大きかったです」と新たな武器になりつつあると明かした。

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