前田健太 大谷翔平は今後も本塁打王「数回取っていく」進化した点は「自分の弱点、打てないところを…」

[ 2023年12月18日 09:37 ]

前田健太
Photo By スポニチ

 タイガースと2年総額2400万ドル(約35億5000万円)の契約で合意した前田健太投手(35)が、17日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜、日曜後11・55)にVTR出演。ドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)に言及した。

 前田はPL学園の先輩である上重聡アナウンサーと対談。質問が書かれたカードを引く形でインタビューに応じた。「ホームラン王 大谷翔平」のカードを引いた前田は、改めて大谷について「凄いです。年々良くなってきて、日本ハムの時も本当に数打席だけですけど、対戦があって」とこれまでの直接対決を回想した。

 その上で「本当に毎年、彼のバッティングを見てるんですけど、年々投げるところが少なくなってくるというか、最初はある程度、投げる場所がたくさんあったんですけど、次の年1カ所減って、次の年1カ所減って…。本当に最後はピンポイントにこの辺りに投げなきゃいけないってデータで出ていたりする。自分の弱点、打てないところをどんどん消していくことができている」と語った。

 そして「彼は左打者で足もありますし、ランナーで出したり、間を抜けて二塁打になったりするので、エンゼルス戦で投げるときは僕はトラウトより嫌ですね」と正直な感想を口にした。

 飛距離についても「(メジャーの選手と)遜色がないというか、普通に一番飛んでます。バッティング練習とかでも」と、どの選手よりも飛ばすと断言。「やっぱりアメリカの選手でも飛距離に関しては“スゲー”っていうふうに見てる」と称賛した。

 だからこそ「ホームラン王を取ったことは驚きではないというか、これからも多分、数回取っていくであろうバッターだと思います」と来年以降も本塁打王のタイトルは取れると断言した。

 それも踏まえ、前田は「ピッチャーですからね。ありえないぐらいのことをやりのけてる」と二刀流でタイトルを取ったことに賛辞を惜しまなかった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年12月18日のニュース