あのレジェンドたちが甲子園に帰ってきた　「28会」がイベント開催　真弓明信氏「高校球児のように…」

ユニホーム姿で記念写真に納まる（左から）真弓氏、梨田氏、中畑氏、田尾氏、岡氏（撮影・成瀬　徹）
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　昭和28年生まれ（29年早生まれを含む）の元プロ野球選手による親睦団体、プロ野球28会（にっぱちかい）が6日、甲子園球場で「俺たちの甲子園」と題し、座談会やノック、打撃などのイベントを行った。70歳の古希を迎えた27人が集まり「最後の一球」と称した。会長の中畑清氏（元巨人、DeNA監督＝スポニチ本紙評論家）は「いい思い出になった。年齢もいき、まとまって集まるのは最後かと思い“最後の”とした」と話した。

　打席に入る際は「バッターは○○君」と場内アナウンス。元阪神監督の真弓明信氏は「高校球児のように原点にかえった。聖地・甲子園というのが意義深い」と感激していた。

　全体会合は東日本大震災チャリティー以来12年ぶりだった。
　28会の発足は1990年4月。数あるプロ野球同期会の先がけだった。中畑会長は「社会貢献、地域活動、野球振興など、長年やってきた活動を誇りに思う」と振り返った。（内田　雅也）