松坂大輔氏は「4番・遊撃」で4打数1安打　見逃し三振で苦笑い　華麗な？守備では併殺も完成させる

エキシビションマッチ   イチロー選抜KOBE　CHIBEN4―0高校野球女子選抜 （ 2023年11月21日    東京D ）

＜高校野球女子選抜・イチロー選抜＞6回、凡退する松坂氏　（撮影・白鳥　佳樹）
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　「高校野球女子選抜」とマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏（50）率いる草野球チーム「イチロー選抜KOBE　CHIBEN」が対戦するエキシビションマッチが21日に東京ドームで行われ、スポニチ本紙評論家の松坂大輔氏（43）はフル出場して4打数1安打0打点だった。チームは4―0で勝利した。

　今年で3度目となる試合。2年連続2度目の出場となった松坂氏は4打数3安打1打点だった昨年に続いて「KOBE　CHIBEN」の「4番・遊撃」に入って先発出場した。

　初回に1点先制し、なおも1死一塁となった場面で入った第1打席では相手先発右腕・青木から中前打。2回には初めて遊ゴロをさばき、一塁への送球はわずかに逸れたものの3アウト目をもぎ取った。

　2―0で迎えた3回には2死走者なしの場面で入った第2打席で2番手左腕・松崎から二ゴロ。4回の守備では、先発マウンドに上がったイチロー氏が連続四球でつくった無死一、二塁のピンチで二ゴロを打たせると、4―6―3の併殺も完成させた。遊撃の松坂氏は送球を受けて二塁ベースを踏んだあと、山なりのボールながらもきっちり一塁へ送球した。

　2―0のまま迎えた6回の守備では先頭の遊飛を処理して少しびっくりした表情も見せたが、続く遊ゴロもさばいて、この回だけで2死を取った松坂氏。その裏、先頭打者として入った第3打席では相手3番手右腕・手塚から中堅へ打ち返したが、好守に阻まれて中飛に終わり、悔しそうな表情を浮かべる場面もあった。

　7回の守備でも無死一塁からの遊ゴロをきっちり捕球してアウトに取った松坂氏。8回、1死走者なしで入った第4打席では相手5番手右腕・加川に内角を突かれて見逃し三振に打ち取られ、苦笑いを浮かべていた。