ソフト敗退、17年前の悲劇思い出すファンも…「斉藤和巳が慰めてるの泣ける」「今度は介抱する立場に」

[ 2023年10月16日 23:32 ]

パCSファーストステージ第3戦   ソフトバンク3―4ロッテ ( 2023年10月16日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>10回、サヨナラ打を浴びた大津は動けず(右は斉藤和コーチ)(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは0―0の延長10回、周東の適時打などで3点を先制したが、その裏に3点差をひっくり返され、CS第1ステージでの敗退が決定した。

 10回無死一、二塁、7番手の津森が藤岡に痛恨の同点3ランを被弾。後を受けた大津も2死一塁から安田にサヨナラの適時二塁打を打たれた。

 劇的な幕切れにネットも沸き、X(旧ツイッター)のトレンドには「なんちゅう試合」「ソフトバンク」「まりほー」「谷保さん」「サヨナラ」など関連ワードが続々ランクイン。同点3ランを浴びた津森にマウンドで声を掛け、試合後には大津を慰めたソフトバンクの「斉藤和巳コーチ」の名もトレンド入りした。

 ファンが思い出したのは2006年のCSファイナルS第2戦。レギュラーシーズン3位のソフトバンクはファーストSで同2位の西武を下して日本ハムとのファイナルSに進出。初戦を落とし後がないチームは第2戦の先発を斉藤に託した。

 斉藤は8回まで無失点に抑える力投も9回2死一、二塁から稲葉に二塁内野安打を打たれてサヨナラ負け。マウンドに右膝をついて崩れ落ち、肩を震わせて涙。カブレラとズレータに両脇を抱えられ、グラウンドを後にした。

 あれから17年。選手を支える側になった斉藤コーチの姿にネットは涙。「斉藤和巳が大津を慰めてるの泣けるな」「この津森を慰められるのは和巳しかおらんな」「CSの悔しい負けを知っている斉藤和巳が投手コーチやってるから津森と大津は来年リベンジしてほしい」「ポストシーズンで打たれる気持ちが誰よりもわかる斉藤和巳、津森と大津のケアを誰よりも真っ先に必死にやってるの、心臓がキュッとなる」「ズレータとカブレラに介抱されたから時を経て、今度は自ら介抱する立場へ。誰よりもこの気持ちがわかると思います」などの声が上がった。

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