巨人・丸佳浩が通算1000四球達成！　抜群の選球眼で史上18人目の偉業　1000安打は317人

セ・リーグ   巨人―DeNA （ 2023年9月25日    横浜 ）

　4回、丸は四球を選び通算1000四球　（撮影・西川祐介）
Photo By スポニチ

　巨人の丸佳浩外野手（34）が25日のDeNA戦（横浜）で史上18人目となる通算1000四球の偉業を達成した。

　「6番・中堅」で先発出場。0―1で迎えた4回、2死一塁の場面で入った第2打席で相手先発右腕・大貫から今季40個目の四球を選んで区切りの数字に到達した。

　2007年の高校生ドラフト3巡目指名で千葉経大付から広島入りし、今季がプロ16年目。広島時代の14年に初めてシーズン100四球をマークし、広島在籍最終年となった18年にはNPB歴代4位タイのシーズン130四球を記録した。

　同一シーズンにおける最多四球のプロ野球記録は1974年に王貞治（巨人）がマークした158で、2位は王の142（1966年）、3位は王の138（1965年）。4位が王（1967年）と丸（2018年）の130で、丸は74年の王以来44年ぶり史上2人目のシーズン130四球という快挙だった。

　通算1000安打達成者はこれまで317人で、通算1000四球は丸で史上18人目。いかに達成が難しいか、丸の選球眼の良さがよく分かる偉業だ。