若林忠志氏の遺品 甲子園歴史館で展示

[ 2023年9月22日 05:15 ]

甲子園歴史館に若林忠志氏の新たな史料を寄託した長男・若林忠雄氏(撮影・後藤 正志)
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 阪神球団創設時のエースで監督も務めた故・若林忠志氏(1965年他界)の入団当時の選手証など遺品が21日、甲子園歴史館に新たに展示された。長男で米国在住の検眼医、若林忠雄さん(88)が「父の功績を後世に伝えたい」と同館に寄託した。

 遺品は、球団初年度36年や41年の選手証、49年日米野球の記念盾、ベーブ・ルースやフランク“レフティ”オドールのサインボールなど約30点。数点が館内常設の若林忠志コーナーに展示された。

 父や母から託された品々で西宮での少年時代からハワイでの学生時代、米国本土で暮らす間も大切に保管してきた。忠雄さんは「多くのファンの方が来られている。涙が出ます」と感激していた。

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