西武・若林楽人「びっくり」2年ぶりプロ通算3号先制ソロ！球団最悪12連敗中の隅田に大きな援護一発

パ・リーグ   西武―ソフトバンク （ 2023年4月19日    ベルーナD ）

＜西・ソ＞初回、ソロ本塁打を放つ若林　（撮影・白鳥　佳樹）
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　西武の若林楽人外野手（25）が19日、ソフトバンク戦（ベルーナD）に「2番・中堅」で先発出場。初回に先制ソロを放った。

　先発は球団ワーストとなるシーズンをまたぎ12連敗中の隅田。その2年目左腕が初回を無失点に抑えた直後だった。先頭の愛斗が空振り三振に倒れた後に打席に立った若林は、相手先発右腕・東浜の4球目137キロのカットボールをフルスイング。滞空時間の長い打球はバックスクリーン右側に吸い込まれた。先制の今季1号ソロは、2021年の交流戦広島戦（マツダ）で放って以来、約2年ぶりとなるプロ通算3号。軽快にダイヤモンドを1周した2020年ドラフト4位の25歳は、大事そうに自身のバットを受け取りベンチの出迎えにガッツポーズをしながら笑顔を見せた。

　前日18日に今季初めてスタメンに名を連ねた若林が松井監督の期待に応えた。勝ち星から遠ざかり2年目を迎えた先発左腕・隅田にとっても大きな援護点となった。

　▼若林　打ったのはたぶんカットボールです。2ストライクと追い込まれていたので、あの場面は出塁を心掛けていました。その結果、あそこまで飛んでくれて、びっくりしています。もしかしたらスタンドに届くかな、と思って走っていました。隅田が投げていますので、先制点を取ることができて良かったです。このあとの出番でも自分にできることを精いっぱい頑張ります。