亡命騒動吹き飛ばせ！片岡2軍監督が中日期待の若竜紹介「少し覚醒して、打撃の内容も変わってきた」

3月11日のDeNA戦で、適時打を放ったブライトは雄叫びを上げながら、ベンチへ戻る（撮影・木村　揚輔）
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　中日の片岡篤史2軍監督（53）が、30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。31日のプロ野球開幕に向けて、今季期待の若竜をファンに紹介しつつ、エールを送った。

　中日はここにきて負傷者が出たり、ロドリゲス投手の亡命報道などマイナス要素もあった。だが、片岡2軍監督は「福永が最後、良い働きで、開幕スタメンに名を連ねるアピールをしてくれたのではないか」と話し、日本新薬からドラフト7位入団の内野手・福永の名前を出し、エールを送った。

　さらに外野手争いにも言及。2軍ではブライト、鵜飼、福元らが切磋琢磨してきたが、開幕1軍枠をつかんだのが入団2年目のブライトだった。「春先から言ってます通り、本当に今年変わらないといけない、というところで、ブライトがここに来てファームでも打撃が好調でした。さらに、彼の元気や声というのが、最後の枠を勝ち取ったのではないか」と振り返った。

　ブライトは春季キャンプ2軍スタートながらも、2月の練習試合で2試合連続2本塁打を放つなどバットで猛アピール。また29日までウエスタン・リーグでも7試合で打率・318、1本塁打と長所を出していた。同2軍監督は「少し覚醒したといいますか、打撃の内容も変わってきた」と右中間への長打も増え始めたことに成長を認め、「初めは代打起用になると思うが、数少ないチャンスをつかんで、チームに貢献してほしい」とエールを送った。

　その他でも捕手の郡司ら、期待の若手選手の名前を挙げるなどして活躍を願い、昨季最下位からの中日の躍進を約束していた。