伊東勤氏 西武・ドラ1蛭間に感じた“H”ランプをつけるだけの打撃センス

[ 2023年2月17日 05:30 ]

西武・松井監督(右)と打撃練習を見守る伊東氏(撮影・白鳥 佳樹) 
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 【伊東勤 CHECK!】西武・蛭間の打撃をひと目見て「好打者」だと感じた。バットが体に巻き付くように内側から出てきてボールを点で捉えるのでなく、線で捉えるタイプ。詰まってもヒットコースに飛んでいく。

 プロはどんなにいい当たりをしても“H”のランプがつかなければ、評価されないし次の段階に進めない。その点でいえば蛭間は“H”をつけるだけの打撃センスがある。

 インパクトで押し込めているから右中間、左中間の打球も伸びる。今後、守備、走塁面でどれだけプロのスピードに対応できるか。松井監督も打撃を評価。できれば使いたいというニュアンスの話をしていた。将来的にはオリックスに移籍した森のような打率を残せる中距離打者になれる器だと思う。(スポニチ本紙評論家)

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2023年2月17日のニュース