阪神ドラ1森下が12球団最速の仮契約 契約金、年俸ともに“満額”契約で「親孝行できたら」

[ 2022年11月7日 14:00 ]

阪神との仮契約を終え、関西弁であいさつする中大・森下(撮影・久冨木 修)
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 阪神からドラフト1位指名された中央大・森下翔太外野手(22)が7日、東京市内のホテルで入団交渉に臨み、今ドラフトでは12球団最速で仮契約を結んだ。

 契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円(金額はいずれも推定)はともに上限“満額”の数字。阪神の宮脇編成ディレクター、吉野スカウトとの話を終えた森下は「(プロ野球選手の)実感が少し湧いてきた。(金額には)今まで経験したことのない額だったので、気を引き締めてやっていかないと」と力を込めた。契約金の使い道については「親にはずっと迷惑をかけてきたので、親孝行できたら。(サプライズ)プレゼントよりかは、何か聞いて欲しいものをあげられたら。あんまり物欲とかなさそうなので、食べ物とかがいいのかな」と笑みを浮かべた。

 現在は年明けの新人合同自主トレ、そして春季キャンプに向けて練習を続ける日々を過ごす。球団待望の右打ちの大型外野手は「大山選手だったり佐藤輝明選手の話は素直に聞いてみたい。バッティングが自分の長所だと思っているので、そこをどうやって伸ばすかってところでいろんなアドバイスを聞けたら」と、先輩選手との交流を心待ちにした。

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