慶大・萩尾 3冠王も涙止まらず…V逃し「チームに申し訳ない」

[ 2022年11月7日 05:00 ]

東京六大学野球・最終週最終日   慶大6―9早大 ( 2022年11月6日    神宮 )

<慶・早>早大に敗れ涙する慶大・萩尾(左)と清原(撮影・島崎忠彦)
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 慶大の主砲・萩尾匡也外野手(4年)は最終回の攻撃が始まると、こらえ切れず涙をこぼした。

 「タイトルは獲りたいと思っていたが、勝利につながる一打が出なかった。チームに申し訳ない」。打率.400、4本塁打、17打点で3冠王を獲得した。だが、勝ち点を挙げれば2季ぶりの優勝だった早慶戦でまさかの連敗。堀井哲也監督は「天国と地獄の差。結果は残念だが選手は頑張った」とした。

 萩尾は昨年までリーグ戦通算1本塁打も、今春5本、秋は4本塁打し、ドラフト会議で巨人から2位指名を受けた。「先輩の高橋由伸さんも(3冠王を)獲ってからプロに行っている。この2試合で課題も出た。プロに入って取り組みたい」と大学、巨人の先輩になるOBの名を挙げ、活躍を誓った。(君島 圭介)

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2022年11月7日のニュース