甲子園での「いか焼き要望」のその後は…「そういう結論には至っていない」阪急阪神HD株主総会

阪神甲子園球場
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　阪神球団を傘下に持つ阪急阪神ホールディングス（HD）の株主総会が15日、大阪市内で行われた。

　男性株主から「甲子園でたこ焼き、焼きそばは販売されているが、いか焼きは販売されていない」との声が上がった。19年の株主総会では「いか焼きを甲子園で販売してほしい」という要望があったため、この男性株主は「その後が知りたい」と質問した。

　阪神電鉄の取締役スポーツ・エンタテイメント事業本部長を務める球団の谷本修取締役オーナー代行は、「リストにインプットされている。いか焼きは阪神百貨店の名物。地下の方でたくさんのお客さまに、ご好評いただいている」とし、甲子園のメニューについて「見直しをかけている。現在のところは、そういう結論に至っていない」と説明した。

　キャンプイン前日に矢野監督が今季限りでの退任を表明した阪神は、開幕9連敗という悪夢のスタート。勝率が1割を切って各地の市外局番と比較されるなどしたが、交流戦で12勝6敗の2位となってセ・リーグ4位に浮上している。