楽天・則本吠えた!!熱投123球で連敗止めた「終盤にいくにつれバランスが良くなった」

[ 2022年5月16日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―1西武 ( 2022年5月15日    ベルーナD )

<西・楽>7回、2死満塁のピンチで滝沢を空振り三振に打ち取り吠える則本(撮影・篠原岳夫)
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 楽天・則本が吠えた。1点リードの7回2死満塁。2日連続お立ち台に上がっていた滝沢を4球連続フォークで空振り三振に仕留め、右拳を握った。「何日も同じ打者にやられたらチームとしてダメ。全力で抑えにいった」。5回2死一、二塁での3球三振を含め、2打席連続三振斬り。18歳に格の違いを見せつけ、チームの連敗を「4」で止めた。

 3回1死三塁から太田の捕逸の間に先制されたが、序盤は慎重に乗り切った。ピンチではギアを上げ、追加点は許さず。新型コロナ感染から復帰3戦目で7回5安打1失点、今季最多123球の熱投。石井監督も「彼の役割はチームを勝たせること。結果を出してくれた」と称えた。

 療養中は39度台の高熱が出て筋肉量も落ちたが、本来のフォームが戻りつつある。「終盤にいくにつれバランスが良くなり、真っすぐが良くなった」。32試合連敗がなく首位をいくチームは、初連敗から一気に4連敗を喫したが、エースが完全復活すれば再び上昇気流に乗る。(伊藤 幸男)

 ▽楽天・マルモレホス(4回に右越えに逆転の4号2ランを放つなど全3打点)打った瞬間いったと思った。チームの勝利につながることはこれ以上ない喜び。

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