阪神ドラ1・森木 初のフリー打撃登板で同期・前川と初対戦「ワクワクした。楽しかった」

[ 2022年2月24日 05:30 ]

<阪神安芸キャンプ>初めてフリー打撃に登板した森木(右)
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 阪神のドラフト1位・森木(高知)が初めてフリー打撃に登板し、最速154キロの片りんを示した。同4位・前川(智弁学園)と栄枝相手に計41球を投げて空振り2球、ファウル14球、ボール球17球。「高めのストレートは押せた」と手応えをにじませた。

 芯に当てられたのは前川に右翼ポール際へ大ファウルされた1球くらい。高校時代を通じて“初対戦”で「ワクワクした。楽しかった」と振り返った。見せたことのなかったカーブにも2球目から対応。「さすがだと思った。雰囲気にも圧がある」と称えた。逆に前川からは「捉えたと思った打球がファウルになる。さすがだな」と評され、「お世辞ですよ」と笑った。

 猛虎の未来を担う同期生。「攻撃の柱としてやってくれると思うので心強いが、野球選手としては絶対に負けたくない」。投打の違いを超えて、対抗心を隠さない様子も頼もしい。次は25日にシート打撃登板を予定。有力視される3月4日からの教育リーグ、オリックス3連戦(鳴尾浜)での実戦デビューへ着実に階段を上がった。

 ▼阪神・平田2軍監督 (森木は)久しぶりに打者に投げた割にコントロールはまずまずで、いいストレートを投げている。打者と対戦することで気持ちも違っていた。コーチがうまく前川と当ててくれて前川も負けないスイングをしていた。

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