蓄積疲労NO!! 阪神・西勇発案で練習“半ドン” 「こういう日が1カ月に1回あってもいい」

[ 2022年2月24日 05:30 ]

キャッチボールで調整する西勇 (撮影・後藤 大輝) 
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 蓄積疲労に待った!阪神・西勇が発案し、23日は練習が“半ドン”となった。球団の日本人最年長投手は、その意図を明かした。

 「(全体練習を短くするのが)いいふうにいくのであれば全然いいと(首脳陣から許可をえた)。(練習を午後)2時までと決めて裏方さんも休憩させて…こういう日が1カ月に1回あってもいい」

 この日、予定していた練習試合の広島戦が雨天中止。宜野座ドーム内では、やれることも限られる。そこで右腕は一日主将の特権を活用し、練習前のタイミングを見計らって指揮官に練習時間短縮を発案。加えて、その大半を自主練習とした。今クールはキャンプ最長の6勤。メリハリをつけることで疲労が見える後輩たちへ配慮すると同時に、自主性を養う目的があった。

 その自発的な行動に矢野監督も「俺は選手が自分で考えて動くことに対して反対することはまずないから。そういうチームに育っていってもらいたいと思っている」と、うなずいた。加入4年目の背番号16。プレーだけでなく、背中でもチームを引っ張る。(石崎 祥平)

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2022年2月24日のニュース