社会人野球・トヨタ新加入の松本&山内 東海大菅生の右腕コンビが4年ぶりに同ユニホーム!

[ 2022年1月18日 21:26 ]

今季からトヨタ自動車に加入した山内(左)と松本(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 社会人野球のトヨタ自動車は今季、7名の新人選手を迎えいれた。スポニチアネックスでは2回にわたり話題の選手を紹介。第2回は亜大・松本健吾投手と武蔵大・山内大輔投手をピックアップする。

 4年の時を経て、再び同じユニホームを身にまとうこととなった。ともに東海大菅生のOB。甲子園大会で4強に進出した3年夏は松本が背番号「1」で、山内が背番号「10」だった。

 松本 「高校2、3年は同じクラスで練習も一緒にやって、長い時間を過ごしていました。今も負けたくない存在です」

 山内 「高校時代から松本は良いピッチャーで、僕は負けた。ここからは自分が勝てるように頑張ります」

 松本は右腕から最速148キロを投げ込み、カット、スプリットなどの変化球も自在に操る。亜大でも1年秋からリーグ戦登板を果たし、東都で通算7勝をマーク。指名漏れした悔しさを胸に、ハイレベルなチーム内競争を勝ち抜く覚悟だ。

 山内は最速147キロの直球と抜群の制球力で、強豪チームへの入社を勝ち取った。憧れの存在は元中日で、チームのテクニカルアドバイザーを務める吉見一起氏。プロ野球界でも屈指の制球力で通算90勝を挙げた右腕の存在は、最高のお手本とも言える。

 松本 「素晴らしい企業で野球を続けることができる。都市対抗優勝の戦力となれるよう頑張ります」

 山内 「先輩方も同期もすごい選手ばかり。僕は無名ですが、少しでも早く戦力になれるようにしたい」

 東海大菅生時代から切磋琢磨してきた右腕コンビ。社会人野球に舞台を移し、ハイレベルな競争はまだまだ続く。
 

続きを表示

2022年1月18日のニュース