伝統の背番号27を継承のヤクルト・中村 3年総額6億円に「評価してもらって感謝」

[ 2022年1月6日 12:16 ]

契約更改交渉を終えたヤクルト・中村。色紙に「挑戦」と書き込んだ=6日、東京都内の球団事務所(代表撮影)
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 ヤクルト・中村悠平捕手(31)が6日、東京都内で契約更改交渉に臨み、8000万円増の年俸1億7000万円でサイン。新たに3年契約を結んだ。昨年が3年契約の最終年で、取得しているFA権は行使せずに残留を表明していた中村。出来高を含めると3年総額6億円となる大型契約に「高い評価をしてもらって感謝しています。この金額に見合うような成績を3年間挙げたい」と話した。

 昨年の日本シリーズでは、攻守に活躍してMVP。昨季までつけた背番号2から、元監督の古田敦也氏(56=現評論家)が現役時代につけていた名捕手の称号でもある「27」を継承することを正式に表明して「入団したときからのあこがれ。伝統ある、重みのある背番号をつけて、もう一度自分にプレッシャーをかけて勝負したいと思った」と説明。今オフに食事をした際に古田氏からも了承してもらったそうで「(背番号27で)目標は日本一連覇」と続け、正捕手として常勝チームへの飛躍を誓った。

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