広島・佐々岡監督 不動の「勝利の方程式」でV奪回 7、8回の救援陣も固定し栗林につなぐ考え示す

[ 2021年12月5日 05:30 ]

7、8回のセットアッパーも固定したい考えを示した佐々岡監督
Photo By 代表撮影

 広島・佐々岡監督は4日、「当然」として新人最多タイの37セーブを挙げた栗林に来季も抑えを任せる意向を表明。そこにつなぐ7、8回のセットアッパーについても固定させたい考えを示し、競争を勝ち抜くよう候補投手にハッパをかけた。

 「開幕から固定できるのが一番。ヤクルトがそうだけど、固定できると安定する。みんな(競争)意識を持ってやってもらえたら」

 就任以来2年間、積み残したままの課題。若手の森浦、島内、ケムナ、塹江ら候補はあまたいる。指揮官は加えて、都市対抗で奮闘中のドラフト5位指名右腕の名も挙げた。補強選手として東邦ガスの8強進出に貢献したHonda鈴鹿の松本だ。「試合を見た。空振りが取れるし、楽しみ」

 他にも中崎、一岡、中田の実績組や、フランスア、コルニエルの助っ人勢ら多士済々。来春ハイレベルな争いが展開され、長年の課題に答えが見つかればV奪回にも近づく。

続きを表示

2021年12月5日のニュース