オリックス・吉田正 来春自主トレは柳田、糸井らから完全独立 来田や他球団若手を連れて沖縄へ

[ 2021年12月5日 05:30 ]

ファン感謝イベント ( 2021年12月4日 )

<オリックスファンフェスタ>吉村大阪知事(左)から感動大阪大賞の表彰を受ける吉田正(撮影・北條 貴史)
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 オリックス・吉田正が京セラドームで仮想演出されたバーチャル御堂筋パレードに参加し、来季こそ「リアル御堂筋Vパレード」の実現を誓った。

 「来年、コロナが収まり、みなさんの前で御堂筋パレードできたらいいなと思います」

 異例の幕開けとなったファン感謝イベントで決意を新たにした。25年ぶりのリーグ優勝を祝う御堂筋パレードを、コロナ感染防止のため仮想演出で実施。場内の大型ビジョンに映し出された大阪市役所前やイチョウ並木など御堂筋の映像をバックに、中嶋監督と吉田正がオープンカーに同乗して登場。ナインを先導し、ファンに感謝する中で“来季こそ”の思いは募った。リーグ連覇、そして届かなかった日本一を果たし、地元でファンと喜びを分かち合う構えだ。

 チームを背負う自覚も芽生えた。来年1月の自主トレは、後輩の来田だけでなく、他球団の若手も連れ立って沖縄で自主トレする。今春は阪神・糸井、ソフトバンク・柳田との合同自主トレから離れたが、前日本ハム・西川らと汗を流しており、初めて完全独立する。

 「1月はスタート。自分がメニューを組む。若手の選手にレベルアップしてもらいたいし、一緒にやることで学ぶことは多い。僕自身もそうでしたし、そういう(糸井や柳田のような)存在になれれば」。常勝軍団へ、頼れる主砲がチームだけでなく、若手のレベルも引っ張り上げる。(湯澤 涼)

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