日本ハム 今季18度目の零敗で18年ぶり3年連続Bクラス確定…総得点数はリーグワースト

[ 2021年10月16日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム0―3オリックス ( 2021年10月15日    札幌D )

<日・オ>2試合連続零敗の日本ハムベンチ(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは2戦連続零敗を喫し、今季132試合目でクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅。北海道移転前年の03年以来18年ぶりの3年連続Bクラスが確定した。今季限りで勇退する栗山監督は「責任を感じる。応援していただいている方に“本当にすみません”という言葉しかない」とファンに謝罪した。

 今季を象徴するように打線が精彩を欠いた。オリックスの先発・山崎颯に対し、4回2死まで無安打。5回は先頭の高浜が二塁打で出塁し、その後1死三塁としたが、R・ロドリゲス、中島が倒れて1点も奪えなかった。6回以降も再三走者を出しながら、今季18度目の零敗。チーム総得点415はリーグワースト。指揮官は「何度そういう(打線の)話をしてきたか。今年、自分のパフォーマンスを出し切った選手は誰もいない」と話した。

 残る11試合は新体制につなげるための戦いになる。「チームが跳ね上がるには、全ての悔しさだったり駄目なものを持って、沈み込んで高く跳び上がらなければいけない。選手たちはそういう時間も必要だと思ってやってくれると信じている。明日(16日)から来季が始まっている」と力を込めた栗山監督。応援してくれるファンのためにも、少しでも来季への希望を見いだしたい。(東尾 洋樹)

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2021年10月16日のニュース