ロッテ2軍が“世界新”初回17点で決めた 1軍お先に7年ぶりイースタン優勝

[ 2021年9月23日 05:30 ]

イースタン・リーグ   ロッテ19ー0DeNA ( 2021年9月22日    ロッテ浦和 )

優勝決定後にハイタッチするロッテナイン(球団提供) 
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 ロッテの2軍はイースタン・リーグのDeNA戦で初回に打者23人で17得点を奪う猛攻。過去5度記録された1イニング13得点を大幅に上回るイースタン新記録を樹立して19―0で大勝し、首位の1軍より一足早く7年ぶり11度目の優勝を決めた。

 映像を見ていた井口監督も「凄いことになっていた。(試合前の)練習に出ようと思ったが、なかなか出られなかった」と驚く攻撃は初回だ。先頭・岡の二塁打から始まり8安打、12四死球で打者23人の攻撃。鳥越2軍監督は「少しずつ選手が成長できて優勝という結果につながったのかな」と目を細めた。

 10月9日に開催されるファーム日本選手権(宮崎)に出場する。「1、2軍で(戦術、情報を)共有して隙のないゲームをしている」と井口監督。さあ、次は1軍の番。最高の景気づけとなる歴史的な猛攻だった。

 ≪メジャーのイニング最多得点は53年Rソックス7回の17点≫22日のイースタン、ロッテ―DeNA戦(ロッテ浦和)の初回にロッテが打者23人(2巡)、8安打12四死球で17得点を記録し、従来の13得点(過去5度あり)を上回るイニング最多得点のリーグ新記録。なお1軍ではロッテが09年6月11日広島戦の6回に挙げた15得点が最多。20世紀以降のメジャーではレッドソックスが53年6月18日タイガース戦の7回に記録した17得点が最多で初回限定ではこれを抜く“世界新記録”だ。

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2021年9月23日のニュース