日本ハム伊藤大海 ルーキー10勝一番乗りへ最高の立ち上がり

[ 2021年9月22日 19:08 ]

パ・リーグ   オリックス―日本ハム ( 2021年9月22日    京セラD )

<オ・日(18)>2回、3者凡退に斬って取り、笑顔でベンチに戻る伊藤(撮影・北條 貴史)
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 日本ハムの伊藤大海投手(24)がルーキー一番乗りとなる10勝を目指し、最高の立ち上がりを見せた。

 3回まで無安打の完全ペース。圧巻は3回だ。8番・後藤を東京五輪期間中、広島・森下から伝授されたチェンジアップで空振り三振に。9番・伏見はカウント2―2から152キロ直球で見逃し三振に片付けた。

 当初は新人王を争うオリックス・宮城と「直接対決」の予定ながら、11勝左腕は疲労度を考慮し、24日の楽天戦に先発予定。「宮城君とは投げ合いたくない」と冗談まじりに話していたが、一度マウンドに上がれば、新人らしからぬ緩急を織り交ぜた大人の投球を披露した。

 4回には福田にこの日初ヒットとなる中前打を喫したが、落ち着いて後続を断ち、スコアボードにゼロを並べた。
 

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2021年9月22日のニュース