オリックス・杉本 節目の20号も「もっと打てるように」 打てば6勝2分け、5月30日から負けなし弾

[ 2021年8月26日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2-2楽天 ( 2021年8月25日    楽天生命 )

<楽・オ15>2回1死、ソロ本塁打を放つ杉本 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 2位・楽天との直接対決。敵地に漂う敗色気配を振り払ったのは、オリックスの「ラオウ」こと杉本の節目の一振りだった。

 「詰まっていたのですが、(プロ初安打初本塁打など)好きな球場なので、打ててよかった。(後輩の吉田)正尚より1本多いので、優位に立てているかなと思います」

 小深田の先頭打者弾で先制された直後の2回1死。4球連続ファウルで粘るなどしフルカウントからの9球目、早川の高め148キロ直球を左中間席へたたき込んだ。球団日本人右打者の20本塁打は03年山崎武司(22本)、谷佳知(21本)以来18年ぶり。「うれしいですがシーズンは続くのでもっと打てるように」

 引き分けに終わったとはいえ、世紀末覇者がアーチを描けば5月30日から6勝2分け。不敗神話はこの夜も継続された。

 中嶋監督が「負けなくて、というより勝って1つの貯金をできなかったのが悔しい」と言えば、杉本も「勝てれば一番よかった。そこが悔しい」と呼応した。3ゲーム差はキープ。これ以上パ・リーグを混戦模様にさせない。 (湯澤 涼)

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2021年8月26日のニュース